2015/02/22 キャリア女性

ダメなん – ダメなあいつを、なんとかしたい！

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ダメなあいつをなんとかしたい

「どうしてもダメ男と付き合ってしまう…」そんな風に悩む女性は意外と多くいます。例えば、ギャンブルが好きで借金まみれのダメ男、女好きの浮気ダメ男、母親離れができていないマザコンダメ男、日常的に暴力をふるうDVダメ男…。

こんなダメ男と付き合ってしまう原因なんでしょうか。もしムカつくダメ男を作っているのが、あなた自身にも原因あると言うとドキッとしますよね？

今回は、心屋仁之助さん著書の「ダメなあいつを、なんとかしたい！」という本をご紹介します。
※多少ネタバレになるかもしれませんので、ご了承を^^;

もう別れたい…と思っても彼は私がいないと生きていけない…

ダメ男を愛している人は、「彼の●●が問題！」「彼の●●が大っ嫌い！」と彼の問題あるダメなところをわかっていながらも、彼と別れることができないといいます。その理由が「彼は私がいないと本当にダメになるから」という彼を思う気持ちからくるようです。

彼のことを心から支え、彼のことを信じて耐えて尽くしているいる女性。本当に素晴らしいことだと思います。ただ、「本当にダメ」にしているのが、自分自身にあることも少なくないようです。

付き合った当初は、「優しかった」「カッコ良かった」「素敵だった」と思い当たる節がある人は、なぜ今、彼はダメ男と呼ばれる人間になったのか考えてみるといいかもしれません。この本は、打って付けです^^

ダメなん – ダメ男製造機は自分？

本書「ダメなあいつを、なんとかしたい！」は、物語形式で話が進んでいきます。主人公の女性恭子さん（34歳）が、付き合い始めは素敵な男性だったのに、時間が経つにつれてダメになっていく恋人との関係に悩み、インターネット検索で「ダメなん」というブログを発見します。それは「ダメなあいつを、なんとかしたい！」の略。そのブログと出会い、問題に向き合っていき幸せを手にするストーリー。

この本、女性向けと思ったのですが、そんなことありません。男性も読んで損はしないでしょう。また、もし今「ダメ男」と付き合っているという人にとっては、解決への道筋が疑似体験できる内容だと思います。

まず、「ダメなん」というブログと出会い、課題をやっていく中で、恭子は自分がダメ男製造機かもしれない…という衝撃の事実に直面します。それを理解し、そこから抜け出していくためにはどうすればいいのか、恭子の自問自答がはじまります。

もしかして自分がダメ男製造機…？

・自分は、いつもしっかりしていないと、いけないと思っている。
・人を力で抑えつけては、いけないと思っている
・人に認められたいと思っている
・物ごとは、自分で決めなければならないと思っている。
・きちんと地に足をつけて生きるような、生き方をしたほうがいい。
・すぐに人に頼ったり、自分の欲望に流されてはいけない。
・人は誰でも平等に評価されるべきだと思う
・自分のことより他人を優先させることが多い
・人はこつこつ努力すべきだとおもう。
・なにごとも、常識をわきまえた言動をとるべきだと思う

この質問は、恭子が発見した「ダメなん」ブログに書いてあったダメ男製造機チェックとのこと。
５つ以上当てはまった人は「ダメ男製造機」なんだそうです。

自分がダメ男製造機だなんて、本当は認めたくありません。

恭子も初めは認めたくありませんでした。ただ、その問題が自分の言動や幼少期の親との関係などにあるかもしれないと知って心に変化が現れます。心の変化は、すぐに行動に移され、彼にも影響をしていきます。

ダメ男を創ってしまう人の特徴に「しっかりもので人を頼らない」という性格があります。「迷惑なんてかけちゃダメ」と思いながら、仕事でも家庭でも全ての人間関係で思う人が少なくないようです。

本書に下記のような文があります。