雇用が不安定な時代は若者にとってある意味良いこと?働き方のヒント

いま、若年者雇用の不安定化が問題となっています。

ここに、ある意味良いチャンスがあるのではないかと思い、
今回は考えていきたいと思います！

数十年前は、
良い大学に入って、大企業に就職すれば一生安泰
と信じられていた時代がありました。

また、バブルを味わった世代は一生お金に困らない
と信じられていた時代がありました。

いまはどうでしょうか？

そのような世代を生きた人たちは、
家庭を持ち、仕事では管理職の立場になった人もいるかもしれません。

ただ、
雇用は不安定になり、大企業でさえ倒産する時代、
多くの雇用者をリストラする時代になっていきました。

ここで、悩み苦しんだのが、
若い時にバブルや一生安泰と信じた世代の方々です。

もちろん、
全ての人が悩み苦しんでるわけではないと思いますが、
この世代は若い時に「天国」いわゆる成功体験を味わってきたため、
いざ大きな壁にぶつかった時に対処法がわからず、途方にくれるようです。

悩み苦しむのは、
今まで築いていたものを簡単に手放せないからだと思います。
何か新しいことにチャレンジするには恐怖が伴います。

会社を信じていればどうにかなると思っていた人こそ、
会社に一生を授けれないと気づいたときに苦しくなります。

これは、
過去の成功体験が邪魔をしているからではないでしょうか。

昔は、
キャリアについて特に考えなくてもよかった時代です。

当然といえば、当然です。

考えなくてもお金には困らず生きられたからです。
ある程度の安定した生活ができたからです。

それと変わって
今を生きる20代30代の若者たちはどうでしょうか。

物心ついたときには、
バブルが崩壊して大人たちは不況不況と嘆いていたのを聞いて育ちます。

社会人になっても、

大企業の倒産、
容赦の無い派遣切り、
リーマン・ショックによる世界同時不況、

を目の当たりにしています。

この世代には、
一生安泰な企業や、終身雇用という制度は
半ば幻想のようなものだと感じ始めています。

だからこそ、

バブル時代を若い頃に味わった世代よりも
“今の若者はキャリアについて真剣に考える人”が増えています。

自分が
どのようなキャリアを築いていきたいか、
何を大切にして生きたいか、
を考えるようになりました。

雇用の不安定という悲劇のなかにも
これはある意味チャンスがあるかもしれません。

なぜなら、
悩み苦しんだことは無駄なことではなく、
変化や成長するきっかけだと思うからです。

ただ、
苦しいものは苦しいです。
悩むことは悩みます。

苦しみや悩みのまっただ中にいる人は、
そんなキレイ事と思うかもしれません。
冷静に考えられないのもわかります。

決して自己啓発的なことを話したいわけではなく、
人は上昇傾向のときよりも、下降傾向のときに真剣に考えるのだと思うわけです。

今、辛い状況の人も
悲観的になりすぎず、
これからの時代に対応できる自分を考えていってほしいと願うばかりです。

【働き方のヒント】□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
★不況はキャリアについて真剣に考えるきっかけにさえなる！

★悲観的になりすぎないで！

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photo credit: WingedWolf via photopin cc

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