[仕事の悩み]大前研一さんが話す「50歳定年制」に若者が学ぶこと

大前研一さんが話す「50歳定年制」に若者が学ぶこと
先日、大前研一さんの著書『稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方』を読みました。
この本の中で、大前さんが「50歳定年制」ということを
提唱されていました。
この内容が、50歳のベテラン会社員だけでなく、
むしろ今、20歳、30歳で働いている若者にも響くものが
あると感じましたので少しご紹介します!
個人的に思うことを含めて書かせていただきますね^^
大前研一さんが提唱する「50歳定年制」とは??
今は「65歳定年制」が主流ですが、
そもそも、大前さんの言う「50歳定年制」とは
どのようなことでしょうか。
大前さんの見解としては、下記です。
世の中の多くのサラリーマンの場合、実務的な能力のピークは35歳〜40歳である。つまり、最も実務ができるのは係長や課長補佐クラスの世代であり、その後は年齢とともに能力が落ちていく。
少なくとも日本企業では、会社の中に身を任せる限り、35歳を過ぎてから新しく習うハードスキルはない。このため50歳を超えたら、あとはそれまで蓄積してきた「経験」をいかに活かすか、ソフトスキルをいかに磨くかが仕事になる。
ほとんどの人は、いわば消去法的に「給与が半分になっても60歳以降も働く」というオプションを選択せざるを得なくなっている。だが、それではますます組織が澱んで活力を失うだけで、社員にとっても企業にとっても日本にとっても不幸なことである。
40代までに身につけるべきスキルや経験すべき仕事は自すと見えてくるはずだし、50歳〜65歳の15年間はそれを使って「本当にやりたい仕事」を新しい環境でやることができるだろう。
出典:「65歳定年制」と「50歳定年制」どちらが得?【大前研一メソッド】
詳細につきましては、上記サイト及び大前さんの書籍をご覧ください。
もし「50歳定年制」を考えたとき…
50歳は当然ですがバリバリ働ける年代です。
30年近くの社会人経験から培った知識やスキルを身につけています。
ただ、もし50歳で定年になり、会社を辞めることになった際、
どれだけの人が自分の力でお金を稼げるでしょうか。
知識やスキルは持っていますが、
それが活かされていたの会社のブランドを
背負っていたときの話です。
例えば、大手に勤めていて「○○株式会社」、
「取締役」と立派な肩書きがついていたとしても、
定年をむかえたの後は、自分の名前だけで勝負することなります。
先日、ある60代の方とお話をしておりましたら、
「定年を迎えて会社のブランドにどれだけ頼ってきたかのに気づいた…」
と話されていました。
30〜40年間、会社のためにと頑張ってきた人の多くが、
サラリーマン脳であることは間違いありません。
上から言われたことに真剣に取り組む、
時給・月給の考えでお金を稼ぐことには、
特化しております。
そこで、意識したいのが起業的な発想です。
(全ての人が起業家になれという話しではありませんので^^;)
あくまでも、会社員としての発想と
起業家的な発想を持っておくと鬼に金棒かなという話です。
もちろん50代や60代から会社にも頼らなくても
起業家的な発想で生きていけるスキルを磨くことは可能です。
ただ、どうせなら20代や30代の早いうちから
意識をしていてもいいのかなと思いました。
大前さんの本を読んでいて、
「50歳定年制」という言葉は50代の人だけでなく、
個人的には若者に対しても言っていると感じました。
では、50歳定年制を意識したとき、
若者は何をすればいいのでしょうか。
今からでも若者が意識すること
①会社のブランドに囚われすぎない
サラリーマン生活が長くなると、
どんどん現状維持、無難な言動になりやすい傾向です。
悪いことではありませんが、
まず会社のブランドに囚われないすぎていないか、
意識をしてみてはいかがでしょうか。
②今の仕事を頑張る
今の仕事が無駄になることはないと思います。
今は向いていないと感じていることが、
後々にやりがいを見出すこともあります。
好きじゃない仕事が好きになることもあります。
そして、真剣に仕事に取り組むことで
必ずその経験は自分の力になります。
定年後も働きたい人とっては、
今の仕事で培った経験・能力が活かされるはずです。
③本を読む
これは、いまさら言うことでもないですが、
本を読むことは教養を深める凄く良い方法です。
本を読むことで、
先人の知恵をお借りすること可能ですし、
見たことも聞いたこともない経験を疑似体験させてくれます。
小説、ビジネス書、ノンフィクション、自己啓発書、
まずは興味のあるジャンルを読まれてはいかがでしょうか。
④人に会う
情報は人づてにやってきます。
会社員をやっていると、
どうしても仕事と家の往復だけになりがち、
新しい出会いがないという人もいます。
そうすると、どうしても自分と同じ立場、
同じ境遇の人だけしか見ることができません。
できれば、自分とはタイプが違うと思う人と会うように、
してみてください。
自分がどれだけ狭い世界で生きていたか、
思い知らされることがあります。
この世には、面白い生き方や働き方をしている人に出会うと
新鮮な価値観を取り入れなが自分に変化を起こしやすくなります。
最後に…
今や、50歳、60歳と歳を重ねてもバリバリ働けるほど、元気です。
なた、いざ定年退職すると、うつ病になってしまう人もいると聞きます。
若者は、自分の将来を漠然とでも良いので、
もし定年したときに、どのようにキャリアを
築いていたいか、考えてみると良いかと思います^^
そして、会社ブランドに頼らなくても生きていけるスキルは
何でしょうか??
そのスキルを磨いていくと将来的なキャリアでは、
自分が心から好きな働き方ができているかもしれません。
まだわからないという人は、一緒に見つけていきましょう^^
ps.
何ヶ月に一度は、大前さんの本を読んでおります。
意識してというよりは、
何か読みたくなるような感覚で読みます(笑)
いつも新しい発見がありますね^^
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