「みんな同じだ！」に疑問をもってみると意外な自分に出会える。

どうしても日本人は「みんな同じ！」、「みんな一緒！」ということに安心を覚える傾向があるようです。もしかすると僕たちが受けてきた日本式の教育が「右に倣え」の意識が強かったからかもしれません。

例えば、自分の意見を言う人のことを異端児やワガママなどと「和を乱す人」として見てしまい、あまり良しとしない風潮が少なからずあると思います。逆を返せば「相手のことを思うこと」、「相手の意見を受け入れること」が素晴らしいという風潮があるのです。

じゃあ、「みんなと同じ！」がいけないことなのかと言えば、そうでもないと思います。本当にケース・バイ・ケース。人間関係を大切にしたり、調和を大切にするためか、日本人は団結力があると思います。（もちろん、日本人に様々なタイプの人がいるのは承知の上ですが、一般的にそうだと思うということですのであしからず…^^）

そうは言っても、先ほど書かせていただいたとおり、やはりケース・バイ・ケース。全てを「みんなと同じ」にして我慢する必要はないと思います。

例えば、長時間労働・サービス残業で働いているけど、「皆も頑張っているから一緒。これくらは我慢だ…」と我慢するのは良くないことです。それすらも「皆と同じ」だからというのは感覚が麻痺してしまっている可能性があります。「皆と同じ」が正しいとは限らないのです。

また、何かやりたいことで生きていくと決心したいけど悩んでいる人の中には、「みんなサラリーマンになって頑張っているから。」、「みんな、やりたくない仕事を我慢しながらも働いているから。」など、せっかくやりたいことがあることを押し殺し働いている人を見受けます。

もちろん、我慢をしてまで働くことも良いことだとは思いますが、自分を押し殺して精神的に参ってしまうのでは元もこうありません。

「みんな同じだ！」という考え方は、無意識に考えていることが多く、意識しないと気付かないことが多々あります。少しでも何か変だなーと感じたら一度立ち止まって考えてみはいかがでしょうか^^いつもと違う「個性的」な自分に出会えるかもしれません。

「個性的」な自分に出会うためにオススメなことは、普段しないことを心赴くままにするということ。普段は行かない場所に行ってみる、普段は会わない人に会ってみる、普段は使わないようなお金の使い方をしてみるなど。

普段しないことには、未知の自分が隠れています。自分が赴くままに行動すればするほど、それは「個性的」な自分なのかもしれません。その「個性」には「皆と同じ」を選択してきた自分とは一味違う自分がいるのでしょう^^

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