転職すべきか…悩んだら転職エージェントに相談しよう【評判と選び方】
「仕事を辞めたい」「会社を辞めるべきか悩んでいる」など、いざ会社を辞めようとする人、ちょっと待ってください!転職を成功させるためには、実際に会社を辞める前に準備が必要です。この準備をするかしないかで、転職活動の成功が左右されると言っても過言ではありません。
それでは、あなたは転職準備として何が思いつくでしょうか。例えば、「仕事選び」「面接対策」「自己分析」「転職のスケジュール調整」「履歴書作成」など、ざっと考えても沢山あります。これらを、現職で働きながら行う必要があります。
ただ、これらの面倒なことをサポートしてくれる心強い味方が存在します。それが「転職エージェント」です。
僕は仕事柄、転職エージェントの人と話す機会も多くあり、実際に転職エージェントから聞く話は裏話的なものも含めて色々と面白い話が聞けます。そのような実際に転職エージェントから聞いた内容も含め、今回は信頼性の高い情報を提供したいと思います。もし「転職したい」という人は参考にしてみてください。
「転職すべきだろうか」
「仕事辞めたい」
「次があるだろうか」
など、一人で悩んでも答えはでません。一人で悩まないことが、何よりも大切です!!転職のプロに相談することで、自分の望む仕事に出会えるチャンスを広げてくれます。
- ◆もくじ
辞めてから探すのは間違い
転職エージェントの話をする前に、もし今「会社を辞めるべきかどうか」悩んでいる人がいたら、ちょっと待ってください。
転職状況は人それぞれなので、会社を辞めてから転職活動する人もいれば、働きながら転職活動をする人もいます。もちろん、辞めざるを得ない状況なら仕方がないのですが、まだ在職中の人は、あと先を考えずに、いきなり辞めてしまうのは危険です。
まずは、会社を辞める前に「本当に転職するべきかどうか」を考えてみましょう。「給料が少ない」「残業が多い」「人間関係が嫌だ」といった不満があれば、解消できるかを改めて考えてみるのです。
それでも転職をしたいと思ったとしても、あと先考えずに辞めてしまうのは賢明ではありません。いまの仕事を続けながら転職活動をしたほうが、ずっと有利なことが多いのです。
次が決まらずに会社を辞めてしまえば、例えば収入面が不安定になりますし、転職先が決まらないプレッシャーから焦りも出てきます。また、失職にともなって心理的負荷も大きく的確な判断ができない場合もでてくるでしょう。
◆在職中に転職活動を行うメリット
- 毎月の収入が確保されているの安心
- あせることなく、心に余裕を持って判断できる
- 自分のスキルや経験にニーズがあるか知ることができる
※上司に知られないように注意しよう
このように仕事を続けながらの活動のほうが有利なことも多いのが事実です。ただ、そうは言っても忙しいのが社会人です。平日は朝から晩まで働いていますから、転職活動にかけられる時間がない人がほとんどです。そのような人には嬉しい、賢い転職方法があります。それが、転職エージェントを利用するということです。
忙しい社会人の味方、転職エージェントとは?
そもそも転職エージェントとは何でしょうか。転職エージェントとは、簡単に言ってしまえば「その人のキャリアプランや過去の職歴などをもとに、希望に沿う転職先を紹介してくれるサービス」です。
つまり、転職に関するアドバイスがうけられるキャリアアドバイザー(キャリアコンサルタント)に直接サポートをしてもらえるのです。例えば、転職サイトを利用すれば面接や履歴書作成のノウハウは得られるかもしれませんが、担当者がつかないので手探り状態になってしまいます。
ただ、転職エージェントを利用することで、担当の転職のプロが相談相手につきますので、本来であれば自分でやらなければいけないことの多くをエージェントが間に立ってやってくれたり、サポートをしてくれます。しかも、転職エージェントの利用は無料です。転職活動をなかなかすすめることができない状況にある忙しい社会人にとって、お金もかからずに転職のプロの観点から、リアルな意見を聞くことができるので無駄な時間や労力を省くことが可能になります。
転職エージェントを利用するメリット
転職者にとって、転職エージェントを利用するメリットは大いにあります。むしろ、無料でプロの意見がリアルに聞けるわけですから使わない手はありません。それでは、転職しようと思ったときに転職エージェントを使うメリットについて書きたいと思います。
転職全般のサポートが無料で受けられる
転職エージェントを活用すれば、「求人紹介履歴書」や「職務経歴書の添削面接対策」「面接の日程調整」などはすべて転職エージェントがやってくれます。自分で転職活動を行おうとしても、そもそも転職に関する知識が乏しいため時間も労力も必要となります。それなのに、忙しいため十分な時間が持てないというジレンマが発生して転職活動がうまくいかない人が多いのです。
会社を辞めずに転職活動をする場合、スケジュール管理や履歴書添削などを個人でやると大変なことになります。この点、転職エージェントを活用すれば、代行してくれるのです。しかも、プロの視点なのでキャリアプランの見直しや職歴・スキルの棚卸しなど、的確なアドバイスがもらえるので、転職の心強い味方になってくれます。
非公開求人への応募が可能
転職エージェントをしている人に話を聞くと、非公開求人を多数保持しているようです。理由は転職エージェント経由で人材を集めたいと考える企業も多くあり、このような企業の求人情報が一般に公開されることはありません。このような企業に就職するには、転職エージェントを活用するしかないのです。つまり、HPや求人広告には掲載されていない求人も多数扱っているので、一人で転職活動するだけではリサーチできないところまで選択肢を広げることが可能となります。
人事との条件交渉や魅力を伝えてもらえる
個人で転職活動をするのに難しいのが転職先との条件交渉です。ただし、転職エージェントを利用することで、普通だと聞きづらい給与面の交渉や面接の日程調整など面倒なことをあなたに変わって交渉してくれます。また、転職活動をすすめる中で「面接で失敗した」ということもあるかもしれません。そのようなときでも、交渉力のある転職エージェントであれば、あなたに変わってあなたの魅力を人事に伝えてくれることもあるでしょう。
自分で交渉するのが気まずい内容や場面でも、転職エージェントが間に入ってうまく調整・交渉してくれるのは、転職者にとってメリットです。
◆転職エージェントを利用するメリットまとめ
- 転職全般のサポートが無料で受けられる
- 非公開求人への応募が可能
- 人事との条件交渉やあなたの魅力を伝えてもらえる
転職エージェントを利用するデメリット
表があれば裏があるように、転職エージェントにもデメリットがありますので、正直に書いておきます。
質の悪いエージェントだと間違った転職をする可能性も
転職エージェントは完全無料で使えますが、転職エージェント会社側にとってはビジネスです。例えば、「転職者の年俸の約30〜35%を仲介手数料として紹介先の企業から受け取れる」といったビジネス背景があります。
世の中には営利目的だけを考える質の悪い転職エージェントもいないとは限りません。転職エージェントの事業者数は国内で1万8,000社もあると言われています。つまり、事業会社によっては担当ノルマも厳しかったりする場合があるのです。このような事業者の転職エージェントは、転職者のキャリアプランや職歴を無視して営利目的だけで考えます。
退職の決定を急がせてきたり、横柄な態度だったり、交渉が下手だったりしたら注意です。そのような下手な転職エージェントに遭遇した場合は、担当を変えることやエージェント会社を変えることも視野に入れておく必要があります。
◆転職エージェントを利用するデメリットまとめ
- 質の悪い転職エージェントに合った場合、注意が必要
- 担当者の力量に運命が左右される
※あなたに合ったエージェントを選ぶことが重要です。
転職エージェントを活用すべき人
転職エージェントの魅力はわかったけど、自分が転職エージェントを活用するべきか否か悩んでいる人は、こちらを参考にしてください。もし、以下のような条件に当てはまるようでしたら、転職エージェントに登録することをオススメします。
◆転職エージェントを活用すべき人
- 転職活動が初めての人
- 面接に自信がない人
- 忙しくて十分に時間がとれない人
- 転職の強い味方がほしい人
- 履歴書や職務経歴書の書き方がわからない人
- 過去に転職に失敗した経験がある人
- ブラック企業にひっかかりたくない人
- 平日昼間に転職活動の為の時間を持ちにくい人
転職エージェントを利用するのは無料ですので、とりあえず転職エージェントに会ってから決めるという人も多いようです。実際に会って話しを聞くだけでも、転職状況やキャリア相談に乗ってくれます。その上で、転職エージェントに頼って転職活動をすすめるかどうかも、あなた次第で選択できますので、安心して相談しましょう。
かしこい転職エージェントの選び方
転職エージェントも人間ですので合う合わないもあります。しかも、上記で説明したように、残念ながら世の中には質の悪い転職エージェントも存在します。そのためにも、あなたが転職エージェントを見極める目を持つことが重要です。転職エージェントを選ぶ際には、以下の様なことを参考にしてください。
エージェントの得意分野を聞く
転職エージェントにも得意分野があります。例えば、第二新卒に強い、女性の転職に強い、IT企業に強いなど、得意分野は人によってさまざまです。自分にマッチしたエージェントと出会うためにも、エージェント会社に状況を伝え、良い転職エージェントを担当につけてもらうことが賢明です。
複数に登録して自分に合うか合わない見極める
転職エージェントの質によって左右されてしまうので、3社ぐらい登録して一番いいところを活用しつづけるという人が多いようです。確かに、転職エージェントの登録は無料ですので、複数利用しない手はありません。まずは、気になる転職エージェントに登録して実際に会ってみてエージェントの印象や雰囲気、スキルを見極めても良いでしょう。
転職の強いパートナーとなってくれるので、キャリアアドバイスを聞いた上で頼りがいのある担当者を見つけましょう。
大手転職エージェント会社はそこまで大差はない
大手転職エージェントはそこまで大差はないと言われています。もちろん、抱えている求人数などの違いはあるかもしれませんが、大手には多数のエージェントが在籍していますので、あなたに合った転職エージェントに出会える可能性も高くなります。転職エージェントが初めてで不安という人や転職を成功させたいという人は、まずは大手転職エージェントに登録すれば間違いないでしょう。
スマホからでも簡単に登録できるオススメの転職エージェントを紹介します。
登録すべき転職エージェントまとめ
▶DODAエージェント
特徴:転職者の多くが利用しており、膨大な求人数を抱えています。転職サポートも手厚く、どの層にもオススメできる転職エージェントです。
▶リクルートエージェント
特徴:DODAと同様に求人数が豊富です。充実のサポート体制と実績もあります。ただ、担当書の質には差がある模様。
▶マイナビエージェント
特徴:新卒サイトで有名なマイナビが運営するエージェントです。第二新卒や20代若手の転職に強いと言われています。
▶パソナキャリア
特徴:キャリアアドバイザーのレベルもよく高評価。女性の転職にも評価が高いのが特徴です。
▶ビズリーチ
特徴:ハイクラス向け、現在年収が500万円を超えている方限定の転職スカウトサービスです。
どこの転職エージェントに登録するか迷っている人は、案件数と実績で信頼のおける「DODAエージェント」に登録をしつつ、案件数は劣るもののキャリアアドバイザーの評判もよい「パソナキャリア」か「マイナビエージェント」に登録をおすすめします。
転職エージェントに登録する際は、リスクヘッジのために複数登録をしたほうが良いでしょう。キャリアアドバイザーと実際に面談をして、本当に転職するかどうかを考えても問題はありませんので、まずは気楽な気持ちで登録をしてもよいと思います。
とくに、転職エージェントに相談するときに見極めるポイントとしては以下のようなことをチェックしましょう。
▼転職エージェントを見極めるポイント
・経験年数の長さ
・具体的なアドバイスをしてくれるかどうか
・キャリアコンサルタントなど資格を保有しているか
・実績
◆転職エージェントの選び方まとめ
- 転職エージェント活用時はまず複数登録し、自分と合う担当者に徐々に絞っていく。
- 信用できる担当者を見つけることが第一歩。
- 転職をするかどうか転職エージェントとの面談で決めてもいいので、気楽な気持ちで一歩を踏み出しましょう。
転職エージェントサービス利用の全体の流れ
初めて転職エージェントに登録をするという人のために、転職エージェントを利用する基本的な流れを書いておきます。もちろん、エージェント会社によって細かな違いはあると思いますが、大まかなサービス利用の流れは同じです。
STEP1.転職エージェントへの登録
STEP2.キャリアアドバイザーとの面談・相談
STEP3.求人紹介・書類添削・面接対策
STEP4.企業への応募と書類選考
STEP5.面接の選考期間
STEP6.内定・退職交渉・入社
大まかに上記の流れとなります。実際に転職活動に関してわからないことや些細な疑問も、転職エージェントに登録をして面談の際にでも遠慮なくキャリアアドバイザーに相談しましょう。転職エージェントを最大限に活用することが大切です。
プロの知恵を活用して、最後のひと押しを成功させよう
何度も書いていますが、転職エージェントを利用するか迷っているなら、まずは複数登録してみることをおすすめします。それが、転職を成功させる可能性を少しでも上げることにつながります。
一人で転職活動をしても限界があります。転職のプロではないので何から始めればいいのかわからないという人がほとんどです。ただ、転職エージェントは、転職のプロです。それを仕事にしています。普段から何十人何百人という転職者を成功に導いているのです。プロの知恵を活用しない理由がありません。
もしあなたが転職に対して絶対的な自信があれば、転職エージェントを使う必要はないでしょう。ただ、ヤバイ会社の見極めや企業との交渉、面接のアポ取り、的確な求人紹介に自信がないようでしたら、転職エージェントを頼るほうがよいでしょう。不安な転職活動に、プロの強い味方があるのは安心なことです。
実際に個人の力だけで転職活動をしている人のなかには、「あと一歩で転職できない」という人も少なくありません。プロの知恵を活用すれば、ひとりでは及ばなかった「あと一歩」を成功に導くことも十分に可能なのです。
まとめ
長引く不況、リーマンショックなど厳しい転職環境が続いた中で、現在は経済状況の回復や団塊の世代の大量退職などの影響も受けて、転職市場にもプラスの影響が与えられてきました。そのため、現在では20代の転職に限らず30代になって再びチャレンジする人も多くいます。
転職をするということが昔に比べ当たり前という風潮になったのも特徴的です。ただ、転職をするのであれば、誰しもができるだけ賢く転職活動を行い、成功させたいと願うことでしょう。そのためには、信頼できる転職エージェントを見つけて、強い味方になってもらうことです。サポートしてくれる人がいるというのは、心にも余裕が生まれますので、結局は転職を成功させるための近道になります。
追伸:ひとりで悩まないで!
将来的に転職を希望するうえで不安を感じている、いろいろとアドバイスがほしいという方は、転職のプロ「転職エージェント」を頼るという選択が賢い転職のススメ方です。
・転職しようか迷っているけど何をしたらいいのかわからない
・今の転職市場はどうなのだろう?
・職務経歴書や面接で、どのようにアピールすればいいのだろう
など、ひとりで悩まずに、まずは気楽な気持ちで転職エージェントに相談してみませんか。登録は無料ですし、実際に会ってから転職の有無を決めても問題はないので、気楽な気持ちでサービスを受けられるのも良い点ですね。
オススメの大手転職エージェントは、下記の各公式ページから登録できますので、ご参考にしてください。あなたが望むような転職結果を得られることを陰ながら祈っております。
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◆大手おすすめ転職エージェント◆
- DODAトエージェント:https://doda.jp/
- リクルートエージェント: https://www.r-agent.com/
- マイナビエージェント: https://mynavi-agent.jp/
- パソナキャリア: http://www.pasonacareer.jp/
- ビズリーチ: https://www.bizreach.jp/
えっ!自分の”強み”を無料診断できるの?
あなたは自分の強みを自分の言葉で語れますか?「自分の強みを知っている人」と「自分の強みを知らない人」では社会人としても差が出てきます。
「自分の強みってなんだろう?」
「本当にやりたいことを見つけたい」
「自分の魅力がわからない」
と思う人は、ぜひ「リクナビNEXT」のグッドポイント診断を受けてみてください。転職に必須な「自己分析」はもちろんのこと、仕事にも役立つ自分の「隠れた強み」がわかります。
今すぐに転職を考えていない人でも、メールアドレスと簡単な基本情報の登録だけで無料で受けられるので、興味がある方はこの機会にどうぞ。
あなたの”強み”を確かめましょう!